授業

この年になってもまだ授業を受けて、宿題をしなくてはなりません。しかし、今日の授業はなかなか面白い内容でした。何の授業かって?もちろん動物行動学です。「猿の社会構造について」という授業科目。今日はaggressionについての講義。英語でaggressionというと、いわゆる攻撃行動から自信のある行動(暴力沙汰はない)まで入ってしまうので、研究者同士で話し合う場合も、個人がどの意味で、aggressionという単語を使っているのか、明確にしないと混乱が起こるという話がありました。なるほど。英語で書かれた文献は日本語に訳されて日本人の目に入ってきますが、ここまで考えていなかったaggressionという言葉のニュアンスの差。だから日本で私の読む攻撃行動について語っているものはなんとなく内容がおかしなことになっている場合があるのね、といまさら日本語の混乱振りを納得してしまいました。
やはり言葉は難しいですね。