お姉さんの仕事も始まって、また静かな生活が戻ってきた。僕の日常が戻ってきてうれしい。朝起きて、朝の5時であろうとお姉さんをたたき起こして食事にありついて、そしてお姉さんがZiggyの散歩に行っている間にまた寝るのだ。日中はずっと静かな部屋でお昼寝をし、お姉さんが帰ってきたらZiggyをからかって遊ぶ。これがいい運動になるのだ。
先日、お姉さんがZiggyと僕を今に一緒にした。Ziggyに最初は僕も抵抗して何回かいすの上から爪パンチを入れたが、Ziggyはがんがんに吠えて僕が動こうものなら追いかけてくる。非常に怖かった。お姉さんは、「やっぱりだめか〜」などとふざけたことを言っていた。
お姉さんはお正月の連休中ハリーポッターに凝っていた。DVDを買って、さらに本まで読んでいる。なぜ急にハリーポッターなのか聞いたら、「現実逃避」という答えが返ってきた。意味不明である。お姉さんがハリーポッターのDVDを観ていると言う事は僕も観ているということである。ハリー君とお友達は魔法を使っている。僕もつかいたいと思う。DVDで魔法の使い方を覚えて、今度Ziggyをねずみに変えてしまおうと思う。