小太郎のテレビレポート2

前回から書き始めたアメリカで流行のリアリティーショーの紹介だ。「Survivor」の次はやはり「Bachelor」というショーだろう。Bachelorとはご存知のとおり、独身男性という意味。一人のかっこいい独身男性を、一般公募で選ばれた20−30人以上の女性がテレビの中で取り合うというものだ。晴れてBachelorに選ばれて彼を手にすることができた女性は、この男性と結婚できるというわけだ。ショーの最後はお決まりのプロポーズが待っているのだ。「おきまり」とは、アメリカ人たちのプロポーズのやり方で、必ず男性が右ひざついて、いかに彼女が素敵かをスピーチをして指輪を彼女に差し出しなだら"Will you marry me?"というあれだ。
一般から選ばれた女性たちは1つの大きな家に一緒に住んで、Bachelorがセットアップするさまざまなイベントに参加していかに他の女性を蹴落として自分をかわいく見せるか、いかにこのBachelorの心をつかむか、争奪戦を繰り広げていく。途中で、Bachelorが数人の女性を選んで個人デートに誘ったりすることもあり、留守番組はその場にいない参加女性の悪口を言いまくっているという状態。人間の女性は怖いねー。あれ、おねえさんは人間の女性だったね。。。
Bachelorは毎週毎週、自分の気に入った、まだ付き合っていきたい女性を選んでいって(というか、毎週2−4人落としていって)、20−30人からなる女性人で始まったショーは、10週目位(?)には、2人になるというもの。最終回はBachelorが二人の女性のうち一人を選んでプロポーズする。
この番組でできたカップルは本当に結婚しているのだろうか?ちなみにBachelorのちょっと変わったバージョンで、「For Love or for Money」というショーもあり、基本的にはBachelorと同じ様に番組は進んでいくのだが、最後に残った女性は、Bachelorか、$1millionを選べるというものだ(たしか。。。)。彼のプロポーズを受けないでお金をとってもいいというわけだ。だからBachelorは本当に自分のことを愛してくれている女性を選んでいかないといけない。
まとめとして、僕が思うに、くだらないショーである。でもお姉さんいわく、クラスメートの女の子たちはみなで集まってピザをかじりながら、あの女は嫌いだとか、あの男は見る目がないだとか、やんや、やんや、いいながら楽しんでいるそうだ。
僕は猫に生まれてよかったかもしれない。