シニアスライドショー

アメリカは5月が卒業の季節です。そしてCLASS OF 2005の獣医の学生さんたちは今日が1年続いた臨床実習の最終日でした。最終日ということで、1時間にわたる彼らの獣医学部4年間の写真を今日スライドショートしてみなに見せてくれました。
いや〜、アメリカの学生さんたちですね。なんとなく私にはやはり入り込めない感じがしました。人間って、どこかに属していたいという気持ちがあると思うのですが(私たちも社会性の動物ですからね)スライドショーを見て、またその後にクリニシャンたちも群がってのみに行く話しを聞きながら、今回も考えてしまいました。今回も私をはじめとした外国からの研修医(ま、私以外はドイツ人ばかりですが)は誘われませんし、どう対応していいかも分からない状態でした。
やはり、ここは異国、なんとなく私にはわかりづらいボディーランゲージや言葉のかけ方、挨拶の仕方があるのでしょう。日本では普通にできて、みんなと集まって盛り上がるのは簡単でしたが、ここではやはり難しいのです。
何が違うんだろう。。。。
でもね、普通にクリニックで挨拶したり無駄話するのは問題ないのです。なにか、突然の「飲もうぜ〜」、みたいなあつまりになるとタイミングとか、グループへ自然と入っていくということができないのです。やはりずっと生まれて育って身に付いたちょっとしたしぐさや言葉のかけ方やタイミングって教えられたり教わったりするものでもないでしょうし、アメリカ人になりきることはできないし、なかなか難しいなと思わされました。
ま、おばさんは平日の夜9時半以降にのみに行くのはつらいので、とっとと帰ってきてよかったのですが。。