この前からシモの話で申し訳ないが、きょうもトイレ関係で書きたいと思う。今日の夕方、お姉さんは頭が痛いなどといって、床でごろごろしていた。布団に入って寝ればいいのに、そんなことをしたら起きられなくなるからなどといってカーペットの上で寝ている。はっきりいって巨大な人間が僕の通路となる床で寝ているのは迷惑だ。しかし、お姉さんは大きすぎて僕には動かせないので、仕方がないからほっておいた。夕食も食べたあとであったし、トイレタイムとなったため、僕は洗面所においてある僕の大きな猫トイレまで用をたしに行った。砂を掘り、においをかいで、気張った。「でた」と思って砂をかき回したのだが、なんだかお尻が気持ち悪い。気持ち悪いからトイレからかけ出て部屋を走り回った。お姉さんの横や上を何回か走りぬけ、なんとなくお尻のあたりが楽になった。やれやれだ。
お姉さんはそのときムクリと起き上がるなり、「何であちこちにウンチが転がっているのよ〜!」と悲鳴を上げている。どうも僕のお尻のあたりの気持ち悪さはウンチがくっついていたかららしい。走ってやっと取れたのだからよいではないか、お姉さんは何を怒っているのだろう。
床でごろごろしていたお姉さんはそれからしばらくちり紙を持って家中ぐるぐる歩いていた。「かりんとうひろい」などといっていたのだが、かりんとうって何?