Book Baton

いまこの「ばとん」というものがはやっているのでしょうか?ミュージックバトンにひき続き本のバトンが回ってきました(遅くなりました、ごめんなさい)。日本にいた頃は駅の前の本屋さんに仕事の帰りに必ず立ち寄って活字を見る(本、雑誌など)のが習慣でしたが、アメリカに来てすっかり活字に飢えています。というわけで、現在読める活字は他人様から頂いたり帰国する友達から奪ったりというものばかりで読むものにちょっと統一性がないかもしれません。
私はとある作家を好きになるとその作家の作品をまるで中毒のように読むという癖があるので、私の本棚はかなりかたよりがあります。統一性がありますとポジティブな言い方をしてもいいのですが。。。どちらかといえば偏りですね。
では早速はじめてみましょう。

  • 持っている本の冊数

 実家の本棚と今の本棚あわせて。。。数えたことがありません。何冊くらいなんだろう。ま、一般的な数だと思います。数百冊?

  • 今読みかけの本 or 読もうと思っている本

 最近読んだ本とタイトルを変えてみます。この前実家から送ってもらった本は、

プラハの春 上 (集英社文庫)

プラハの春 上 (集英社文庫)

上下とあって、一気に読んでしまいました。チェコスロバキアの人たちがどのように考え、どう行動していったのか、当時東側に住んでいた人の思いや葛藤をちょっと垣間見た気がしました。アメリカでできた私の友達の中にスロベニア人(元ユーゴスラビア)、ルーマニア人などがいます。私や彼らが大学生だったときに東西の壁が落とされました。あの時はテレビに釘付けになりましたし興奮もしましたが、あの時代にその渦の真っ只中にいた人がどんな思いだったのか、いろいろと想像しながら読みました。

日本の医療現場の専門医教育と専門医というものについて考えさせられました。ちょっと過激な内容も含まれますし、作家の意見が鼻につくときもありましたが、作家の言っていることは正論で、これは今後医療の世界で見直されてくるのかな、と考えながら読んでいました。

バカの壁 (新潮新書)

バカの壁 (新潮新書)

有名どころです。話題になった頃にお友達に頂きました。解剖学、脳という専門からアプローチされているので、私の専門とちょっとかぶさるものもあり、賛成できないところもまたこういうアプローチもあるのだなと納得させられました。この本の内容についてはそのうちちょっと語るかもしれません。

  • 別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)

この前習った「はまぞう」というプログラムでいままでリンクを張ってみましたが面倒になりました。これからは文字で勘弁してください。(お姉さんは面倒くさがり。。。小太郎より)
高校生時代にまず三浦哲夫さんにはまりました。回転木馬というタイトルの本だったと思いますがここから同じ三浦さんということで、三浦朱門さん、三浦綾子さんと、彼らの作品で読みやすそうなもの、私の関心をひく作品をよみました。そのあと文章がすきという理由で夏目漱石さんにはまり、そのあと大学生時代は、遠藤周作さんが大好きになって遠藤さんの本を読みまくりました。遠藤周作さんの「深い川」はとても好きですし印象に残っています。
私の生活や人生に影響を与えた本はコンラート ロレンツの「ソロモンの指輪」です。ロレンツ博士はノーベル賞を取った動物行動学者です。私の動物行動学への興味はこの本で確実なものとなりました。

このあとバトンを回す人、と続くのですが、ご興味のある方どうぞ拾っていってください。