独立記念日 その2

昨夜お姉さんに連れられて独立記念日のお祭りに行ってきた。帰りに渋滞に巻き込まれ、遅くなったから報告が今日になってしまったことをお許し願いたい。
お姉さんはおまつりは6時からだけれど、面倒だから7時半頃に行こうとお友達と約束してきたらしい。携帯電話にお姉さんのコロンビア人のお友達夫婦から今出発するよ〜、という連絡をもらってから、お姉さんのドイツ人のお友達を迎えに行った。
Bishop Parkでは北アメリカの229回目のお誕生会が開かれていて、生バンドが野外で演奏する中地元の人たちはくさっぱらの上に寝そべったり座り込んだりしてまったりとした時間を過ごしている。公園の中ではホットドッグやコーラを販売していて、みなピクニック気分である。
日も翳り、蚊の大群の数が減ってきた9時、独立記念日恒例花火大会の始まりである。日本の隅田川の花火大会みたいなものは想像しないでほしい。箱根の温泉の裏庭での花火大会レベルの花火がぽんぽん上がって、みなそれを見つめている。アメリカには、「たまや〜」とか「かぎや〜」みたいな掛け声はないため(小太郎、アメリカで生まれ育った猫の癖に何故知っている?)、みな静かに花火を見ながらおしゃべりしている。静かな花火大会は30分で終わった。僕は生まれて始めて花火を見た気がする。

さて、僕らも帰るか、ということで独立記念日の花火見物は解散となり、ドイツ人のお友達と車に乗ろうと思ったら。。。「りりりりん」とドイツ人のお友達の携帯がなってしまった。どうも病院から呼び出されたらしい。お姉さんは動物の精神科になるお勉強をしているが、お姉さんのお友達は麻酔科の専門家になる勉強をしている人なのだ。異物を食べてしまったらブラドールのワンちゃんが緊急手術ということで病院で麻酔科の彼女を待っているらしい。
気持ちばかりあせるが車はまったく動かず、さらに雷雨。。。お姉さんがお友達を病院に下ろせたのは1時間後だった。公園から病院までの距離は普通は車で15分である。
ちょっとつけたしだが、お姉さんのコロンビア人のお友達は動物の眼科の専門家になるらしい。僕は精神科のおねえさんと住んでいるがどうも麻酔科と眼科のドクターという方がかっこいいな〜、おねえさん、専門変えたら?僕猫友達に僕の同居人は救急医なんだ、とかいってえばりたいよ〜。