かりんとう事件

お姉さんのお友達で将来の偉大なる有名科学者がお姉さんが学会の間僕の面倒を見てくれた。僕は未来の有名人にウンチ掃除をさせた偉大な猫である。きっと将来の有名な科学者が偉くなって本を書くことになったら僕も登場することであろう。(本当か、小太郎?。。こっちは将来性のないお姉さんより)
さて、この将来有名な科学者さんは日本に一時帰国してきたらしい。ついこの間アメリカに戻ってきて僕にいっぱいお土産をくれた。お土産のひとつは本物のかりんとうだった。将来超有名な科学者は、僕の作成する猫の(うんち)かりんとうに影響を受けたのかもしれない。
お姉さんはかりんとうを僕の代わりに職場で受け取ってきたらしい。お姉さんは僕にくれる前にアメリカ人のお友達をからかってやろうと思ったそうだ。
かりんとうの袋を開けて、ペーパータオルにかりんとうを2−3個ずつくるんで動物病院を歩き回ったらしい。「これ、私の猫のだけれど、変じゃないかな」といってにおいをかぎ、友達たちの前で食べるという行為をしたらしいのだ。日本の代表するおいしいお菓子であるかりんとうは本当に、本当に猫のウンチに姿かたちが似ているのだ。お友達はぶったまげていたらしい。結局日本のお菓子だよ〜ん。といっていろいろな人にたべさせ、さらに4年生の学生どもも、かりんとうをちり紙に包んで歩き回っては人に食べさせていたそうだ。いや〜、動物病院の中は猫のウンチを食べる人たちでにぎわっていたそうな。。。
やれやれ、お姉さんは精神的にまったく育っていない。いい年をして。。
アメリカのそれも動物関係者である知りあいのいらっしゃる方、お土産はかりんとうがいいかもしれない。ひと袋で10倍楽しめる。しかし、そのあと、あなたとそのアメリカ人との友情がちょっと形を変えたとしても僕は責任は持てない。