最近の職場

新年になって、行動診療科はなぜか繁盛しています。今年こそは、うちのわんこ何とかしなくちゃ、と思う人が多いのか、なんだかわかりませんが、忙しいのです。ここのところ、ワンちゃんの症例ばかりです。13日の金曜日に来たのは、2キロしかないトイプードルちゃんでした。自分の影まで怖がってしまうという怖がりなワンちゃんで、雷のなった暁には、怖さのあまり下痢になってとまらなくなるそうです(お食事中の方、ごめんなさい)。ジョージア州はなんと1年中嵐が来る州(今年は1月2日から嵐でした)。この怖がりな性格を何とかしてくれといってきたのですが、怖がりのほかにもこのワンちゃんはおしっこするたびに自分の前足に全部かけてしまうそうです。笑ってしまいそうでしたが、本犬(雄)はいたってまじめに電柱など見ると寄っていって、片足をひらりと上げ、電柱にかけるはずのものをなぜか自分の両前足にかけてしまうそうです。結局ひざのお皿も緩々のため(両側パテラの内方脱臼グレードIII)に片足で立つとふらつくからおしっこの狙いが定まらないのもあると思いましたが、う〜ん、ちゃんと電柱に狙いを定めておしっこできるように、どう教えたらいいのでしょうね。こればかりは、難しいです。まずはひざの手術からでしょうか。