Invisible Fence(見えない塀)

これは、日本ではないかもしれませんが、文字通り、目には見えないけれど、実は電流フェンスです。何かというと、犬を庭の中にとどめておくのに、庭の地下に電気線を埋め、電流を通し、犬にその電気線からのシグナルを受けて電気ショックを与える首輪をつけ、庭から出ようとすると、犬はびりびりと首輪から電気ショックを受けるという代物なのです。こうやって、アメリカ人の一部の人は、庭がきれいな一戸建てのうちに(もちろん塀に囲まれていない)、イヌが庭で自由に遊んでいるという状態を作ることができるのです。犬は逃げようとすると、電気ショックを受けるので、いい子に庭のなかにいる、という図式ができます。
このInvisible Fence(見えないフェンス)、私は嫌いです。まず、犬は見えない電気により閉じ込められていますが、飼い犬以外の動物や人間はいくらでも出入り自由です。これってストレスですよね。さらに、地下に電線を埋めてその電気の強さを機械で調節するので、たまに車が近くを通ったり、駐車場に車を入れるときなど、電気のコントロールがめちゃくちゃになり、犬は意味もなく電気ショックを受けるるということもあります。
なぜ、ここまでして、広い塀のないお庭に自由に走る犬、なんてことをしたいのでしょうね?
ちなみにこのInvisible Fenceのせいで、人に攻撃するようになった犬とか、庭を通過した子供を攻撃してしまった犬だとか、結構おかげさまで私のビジネスは成立しているようです。。。。。しかしね。。。。なんでこんなものあるのでしょうかね?日本も売り出していますか?もし売り出していたら、ちょっとがっかりです。