ノミ

kotarocat2006-05-05

貧乏なお姉さんは今月僕にノミ駆除の薬をつけてくれなかった。僕はノミアレルギーがあるため、Advantageという強い薬で完全にのみをやっつけないと、痒くて痒くて、掻いているうちにハゲになってしまうのだ。
今月、Advantageが切れていたのに、お姉さんは病院からかってくるのを忘れたらしい。僕は薬を背中につけられるのは嫌いであるが、ノミ退治のために我慢しようと思っているのだが、今回、薬をつけなかったということは、僕はノミのカイカイ地獄におちるのかと不安に思っていた。しかし、なぜかのみが僕につかないのだ。お姉さんに聞いたらどうもお隣さんと僕の蚤には深い関係があったらしい。
お姉さんのお隣の部屋には2匹のわんこが住んでいた。このわんこたちはどうも大人なわんこだったらしく、飼い主さんから独立して2匹だけですんでいたらしい。ご飯は与えられていたらしいが、糞尿はアパートの室内に垂れ流し。僕の部屋にまで異臭は漂い、どうもノミもたくさん同居していたようだ。お姉さんや他の住人のおかげでアパートの管理会社が乗り出し、犬の保護をし、お隣さんをアパートから追い出したらしい。まだまだ掃除中であるが、どうもカーペットを引っぺがしたのが最近で、どうもそのあたりから僕の天敵、のみがいなくなった様だ。
しかし、僕のアパートのお隣が動物の糞尿だらけ(おまけにのみだらけ)になってお姉さんがにおい攻撃を受けるのは、これで2回目である。無責任な飼い主が多くて困る。僕は愛されていない猫であるが、僕の飼い主はもしかしたら、まともなのかもしれない。下を見ても上をみても限がない。