悩めるお姉さん

kotarocat2006-05-30

お姉さん今日分厚いお手紙を受け取った。部屋に帰ってくるなり、僕に挨拶もせず、僕にご飯もくれず(僕は愛されていない猫であるから)、手も洗わずにその封書をあけだした。お手紙は行動学専門医協会の会長さんからで、最初のページに専門医試験の第一関門であった症例報告書が全部合格したとの事で、後は雑誌に投稿中の論文がアクセプトされれば、専門医試験を受ける資格ができるよという手紙であったらしい。お姉さんはまさか受かると思わなかったらしく、ちょっと喜んで、そして悩みだしてしまった。
実は専門医試験は10月半ば。お姉さんが帰国しなければいけない時期は9月。もし9月に帰国だと、教科書などはすべて日本に送っているわけで、引越しの間全く勉強ができない状態になるらしい。であれば、帰国を早めて日本で勉強してアメリカにまた来る、などと考えているらしいが、そうするとすべての予定(僕の検疫関係も)が前に押してくるらしい。「今年の受験をあきらめて来年受験するか、どうしようね、小太郎。。。」と僕に聞いてくる。僕に聞かれても困るのだが。。。