新聞記事

9月22日インターネット版読売新聞から
環境省は21日、生後間もない犬や猫といったペットの販売を禁止する方針を明らかにした。 かわいらしさなどから、国内では犬と猫の約6割が生後60日以内にペット店に仕入れされ、販売されている。しかし、生まれたばかりの犬や猫は、環境の変化や輸送に弱いほか、人間や他の動物に十分に慣らされていないという問題がある。成犬などに比べてエサやフンの始末なども大変で、世話しきれずに捨てられるケースもある。米国では8週齢未満の犬猫の取引、輸送を禁止。英国も8週齢以下の犬の販売を禁止している。動物愛護法が今年6月に改正され、ペット店などの動物取扱業に登録制度が導入された。同省はこの登録基準に幼齢な動物の販売禁止を盛り込む考えだ。生後いつまでのペットを販売禁止にするかは、海外の事例や国内の販売実態を踏まえ、8週齢を軸に検討する。また、インターネットのペット店では、業者がペットの状態をよく確かめずに販売し、トラブルになるケースがあったが、販売時にはペットの状態を2日以上観察して、下痢や皮膚病、四肢マヒなどがないか確認することを業者に義務付ける。ペットの病歴や飼育方法の説明も求める。(2005年9月22日3時3分 読売新聞)」
こんな記事を見つけました。アメリカが生後8週齢まで子犬の販売をしないというのは真っ赤な嘘ですが、この法律、大賛成です。少なくとも8週齢までは仔犬は母犬と一緒にいるべきです。母犬が自然に子離れさせたりや子供に社会マナーを教えるのは、7−9週齢(だったけな?)。少なくとも8週齢まではまってあげないと、社会マナーや犬のコミュニケーションがよく分からない犬が出来上がってしまいます。犬の社会化期は3から12週齢。8週齢でもらわれた仔犬たちは、新しい人間社会でいろいろな人、環境、動物たちとじっくり社会化していきます。日本もどんどん本当に動物を理解して動物にも優しい国になっていきますように。