引越し

私の所属する獣医行動診療科は、獣医皮膚科とコミュニティーラクティス科(一般診療科)とともに、大学の敷地内に新しくプレハブで作られたコミュニティーラクティスクリニックに引越しをしました。引越しは4月17日だったので、新しい病院に移って2週間が過ぎたことになります。内科、外科、眼科や腫瘍科と離れてしまったので、あまり他の診療科の人たちを見なくなってしまいましたが、新しい病院はメインの教育病院と違ってまちの開業病院のようなつくりにしており、窓がたくさんあって、広々としています。他の専門と離れて寂しくなりましたが、私の研修医期間最後の3ヶ月間はなんだかアメリカの開業病院で研修しているようで、なかなか面白い体験をさせてもらっています。
人数が少なく、一般診療(ワクチン接種、歯のチェックや軽い下痢などの症状など)が主なので、あまりばたばたしたような症例もなく、また新しい病院は完全予約診療病院なので、予約どおりに患者さんたちが来院し、ゆっくりと時間どおりに1日が過ぎ、スタッフたちも5時には皆病院から去るという感じです。
私は仕事がとろいので、結局一人で7時頃までペーパーワークをしていますが、がらんとした病院に長くいたくないので、色々な仕事をサボりがちになっています。まずい。。。
引越して、不便なのは、病院業務の心臓部は丘の上の本病院にすべてあるので、予約を入れる、入ったメッセージを受け取る、そういう事務連絡を丘を登ってやりに行かなくてはいけないことなのです。自分のオフィスも本病院にあるので、いったりきたりが大変です。この離れの病院に慣れるまで、要領がつかめなくて色々な仕事に余計時間がかかっていますが、そのうち、スムーズに行くようになるかな?
学生さんたちは、まるで開業病院のような感じなので、将来的にこのつくりや体制での診療の訓練を受けるのは勉強になるといっているようです。
そのうち本病院と離れのコミュニティーラクティスクリニックの写真をアップします。